Jリーグ清水エスパルスに移籍が決まったチョン・テセ(提供:OSEN)
Jリーグ清水エスパルスに移籍が決まったチョン・テセ(提供:OSEN)
ソ・ジョンウォン監督率いる水原三星は8日、水原ワールドカップ競技場で開かれたKリーグクラシック2015第21節、全南ドラゴンズとの試合で1-0と勝利した。この日の勝利で勝ち点3を追加した水原は11勝4敗6分、勝ち点39で、トップの全北(勝ち点44)との差を縮めた。また水原は7試合無敗を続けた。

チョン・テセ の最新ニュースまとめ

 チョン・テセは「ビッグバードで最後の試合を勝利で締めくくり本当にうれしい。この場所で積んできた経験を必ず他の場所でも続けていけるように最善を尽くす」と気持ちを明かした。

 続けて彼は「サッカー選手として本当に良い試合力を披露できている。サッカーに目覚めたようだ。新しい景色が見える」とし「ここでプレーしながら本当に幸せだった。監督が信頼してくださり感謝する。特に、勝てるチームでプレーするのが本当に幸せだった。(他の)数チームでは不振を経験したりもした」と述べた。

 チョン・テセは「(シーズンが)終わるまで残りたい。全北を捉えるだけの勢いがあるため、チームに残りたい思いははっきりしている。しかし、契約期間が6か月残ったいま、延長が成されていない状況で、良いオファーが来た。そのため、仕方のない判断だった。チームに残りたいが、僕の人生のためには仕方のない選択だった」と伝えた。

 水原で「幸せだった」記憶については「勝つときは本当にうれしかった。特にスーパーマッチでゴールを決めたことは本当にすごかった」とし「ケルンで満足のいくプレーができなかったが、ここに来て初ゴールを決めたとき嬉しかった。そうやって出合えたゴールはなかった。ハットトリックの思い出もあり、浦項戦の勝利ゴールも覚えている。本当に幸せだった。特にサッカーだけでなく、ここで結婚をして子どもが生まれた。家に幸せが訪れ、順調にサッカースタイルが変化することになった。3年の契約が終わっていきながら、起きた出来事が思い出される」と述べた、

 チョン・テセは「子どものとき、サッカーする中でソ・ジョンウォン監督の記憶がある。だから初めてドイツで通話したとき、芸能人と通話している気分だった。韓国に来て(サポーターから)悪口をたくさん聞いたが、象徴的な存在になりたくて水原に来た。水原に必ず来るという思いしかなかった」と伝えた。

 2年6か月間経験したKリーグについては「技術的に日本が優れているのは事実だ。しかし、攻撃とゴールキーパーは本当に韓国が優れている。Kリーグに対する考えが高まった。思ったより(レベルが)高い。戦闘力が高いと思う。守備も非常に激しく、ゴールキーパーのセーブも良い。観客が増えてきて関心が高まれば、もっと幸せだと思う」と説明した。

 12日の釜山戦の試合を最後に韓国を離れる彼は「怪我をしないことが重要だ。きょうのような試合力を見せなくてはいけない。釜山戦が最後だ。水原でプレーする最後の試合なので勝って締めくくりたい」と誓った。

 

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