16日午前、火災現場で警察関係者らが鑑識を行っている=(聯合ニュース)
16日午前、火災現場で警察関係者らが鑑識を行っている=(聯合ニュース)
【潭陽聯合ニュース】韓国全羅南道・潭陽にあるペンション敷地内のバーベキュー小屋で15日夜に火災が起き、大学生10人が死傷した事故で、潭陽警察署は17日、同ペンションとオーナー夫婦の自宅を家宅捜索した。 警察は建物の所有者は妻名義になっているものの、夫を実質的な所有者とみて、所有者と管理者を明確にするための関連資料を入手したという。また夫婦のほか、息子もペンション管理に関与したとみて、夫婦と息子に対し出国禁止措置を取った。警察は夫婦と息子に対し、違法建築が事故を招いたとして、業務上過失致死傷、建築法違反に問う方針を検討中だ。 警察は鑑識により正確な火災原因を調査した後、関係者らを聴取する予定だ。 警察は火事が起こったバーベキュー小屋が建築届けに含まれていない違法建築物である点や消火器が作動しなかったという宿泊客の陳述などに基づき、捜査を進める。客室の一部は無許可で増築されていたことが分かった。 消防当局によると、火災は小屋でバーベキュー中、舞い上がった火の粉が屋根に引火し、燃え広がった。火災当時、小屋には17人がいて、大学生ら4人が死亡し、6人が負傷した。解剖の結果、死亡者4人の死因は窒息死であることが明らかになった。 yugiri@yna.co.kr
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