【ソウル聯合ニュース】韓国軍の現役将校や武器仲介ブローカーなど10人余りが軍事機密漏えいの容疑で摘発されたことが3日、分かった。
 軍の関係者によると、軍事に関する情報収集や犯罪捜査を行う国軍機務司令部が現役将校と国内外の武器仲介ブローカーなど10人余りが軍事機密を流出させた疑いがあるとして捜査中とした上で、「このうち現役中佐1人とブローカー2人は軍検察と民間検察に送致した」と明らかにした。
 機務司令部に摘発された現役将校は防衛事業庁、空軍、陸軍、海軍などに所属しているという。
 ソウル中央地検は最近拘束された外国系軍需産業関連会社幹部2人を機務司令部から引き渡され、軍事機密が国外に流出したのかを捜査中だ。
 幹部2人のうち1人は海軍の尉官級の元将校であることが分かった。検察は送致を受け、軍事機密流出に関与した軍需産業関連会社社員など5~6人を追加で捜査するもようだ。

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