【ソウル聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)がまとめた統計資料によると、韓国はOECD加盟34カ国中、自殺率が最も高いことが分かった。韓国保健福祉部が2日、関連資料を公開した。
 2012年の韓国の自殺死亡率は10万人当たり29.1人で、OECD加盟国中、最も多かった。OECD平均の12.1より17人多く、10年連続でワーストとなった。ただ、前年の33.3人に比べては4.2人減った。
 男性の喫煙率(15歳以上で毎日たばこを吸う人の割合)は37.6%となり、最高のギリシャ(43.7%)に次ぐ水準だった。OECD平均の24.9%を12ポイント以上上回っている。
 また、韓国人の1年間の受診数は14.3回で最多となった。OECD平均の6.9回の約2倍。患者の入院期間は16.1日で、日本の31.2日に次いで2番目だった。
 医療利用と医療費支出が急増している一方、臨床医の数は1000人当たり2.1人と最下位だった。医学部卒業者数も10万人当たり8.2人となり、OECD平均の11.1人を下回った。1000人当たりの看護師数は4.8人で、OECD平均の9.3人の約半数だった。
 ただ、肥満人口の割合は31.8%で、日本(23.7%)に次いで2番目に低かった。
 15歳以上の年間酒類消費量(アルコール9.1リットル)はOECD平均(9.0リットル)をやや上回った。
 韓国人の平均寿命は81.3歳で、OECD平均より1.1年長かった。2007年の79.4歳に比べ、1.9年伸びている。

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