聯合ニュース
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「うちの娘はあまりに良い子だから…。神様が天に連れていってしまったのね…」

 24日午前、旅客船セウォル号の沈没事故で二度と会うことができなくなった娘が告別式会場を後にする時間が近づくと、母親は制服を着て明るく笑う娘チョンさんの遺影の前に歩み寄り、涙を流した。

 出棺式では、娘に捧げる祭祀が信じられないと遠くを見つめていた母親。しかし、息子が遺影に酒を捧げると「どうか助けて」と叫び号泣し、出棺会場を埋め尽くした遺族や教員、知人らも涙を流した。

 会場へ入ることができなかった学生らが遠くから遺影を見つめ、互いに励まし合う姿は人々の心に一層の悲しみを与えた。

 チョンさんの前にはパクさんとチェさんがこの場を去り、以降にもイ君の出棺式を控えている。

 今回の事故で犠牲となった檀園(タンウォン)高校の学生らの告別式が本日も相次いで行われ、全9か所で13名の出棺式が予定されている。

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