【珍島聯合ニュース】韓国南西部の珍島沖合で修学旅行生らが乗った旅客船が沈没した事故で、船体内部の捜索を行う救助隊が18日午後7時から、3階の客室への進入を試みている。3階の客室には乗客87人が乗っていたと分かり、生存者の発見に期待が集まっている。
救助には海洋警察と民間ダイバー21人が交代で投入される。
救助隊は午後3時38分ごろ、船内2階の貨物室の入口を開けて進入したが、積み荷により奥に進めず、14分後には撤収した。事故発生から3日目となった18日、ダイバーは10回以上、船体内部への進入を試みたが、潮の流れが強く、成果をあげられていない。
海洋警察は空軍の協力を受け、事故現場に照明弾を撃ち、夜を徹しての捜索を続ける予定だ。 
 海洋警察はこれに先立ち、午前11時19分に操舵室と推定される場所に19ミリのホースを挿入し、空気の注入を開始した。
 17日に16人の遺体を収容した海洋警察は、動員可能な船舶やヘリコプターをすべて投入し、18日は3人の遺体を収容した。
 現在までに乗船者数475人のうち、28人の死亡が確認され、行方不明者は268人、179人が救助されたと集計された。

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