【ソウル26日聯合ニュース】韓国海洋水産部は26日、格安航空会社(LCC)の躍進や運航中断などの影響で、昨年は韓国と日本、中国、ロシアを結ぶ21の国際旅客船航路の旅客が前年比5.0%減の273万人だったと発表した。
 釜山~博多航路など4航路がある韓日航路には、旅客が116万6000人で同0.5%減少した。円安進行のあおりで日本人旅客が約10万人減ったが、韓国の旅客が増えた。
 15航路がある韓中航路は、旅客が同9.2%減の150万7000人だった。仁川~天津航路と平沢~威海航路がそれぞれ昨年3月と5月に中断されたほか、営業を広げるLLCに旅客を奪われたためと見られる。
 韓ロ航路は旅客が束草~ウラジオストク航路のスタートにより前年比32.6%増。
 海洋水産部は、仁川~天津航路で両国の運輸業者が3月から運航を再開することに合意し、平沢~威海航路も2月中の運航再開に向けて協議が進められていることから、韓中航路の輸送実績が回復すると見通した。


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