【報恩聯合ニュース】韓国の女子サッカー実業リーグ、「WKリーグ(Women’s Korea Football League)」が先月29日のチャンピオン決定戦を最後に今シーズンの幕を閉じた。
 発足3年目のWKリーグは今年2チームが新設され8チームになるなど徐々に成長を続けている。今シーズン優勝チームの高陽大教は開幕後16節まで勝ち続けてリーグ首位を決めた。同チームは昨シーズンから23連勝を記録した。17節でライバルの現代製鉄と引き分け、連勝記録は止まったが、男子を含む韓国サッカーリーグで連勝の金字塔を打ち立てた。
 ただ、韓国女子サッカー連盟の管理能力は期待に及んでいないと評価されている。発足して3年目を迎えたが、試合記録管理すら電算化されず、手作業で行っているのが実情だ。そのため、得点者が間違って登録されるなど、ミスが続発している。
 ファンサービスへの批判も出ている。連盟のホームページには試合日程やチーム順位など基本的な内容以外は特に情報がなく、関心の高いファンのニーズを満たせずにいる。
 シーズン中には別途の予告や説明もなく、2週連続で試合当日に場所が変更されることもあった。何よりも問題なのはファンに足を運んでもらうための努力すら行っていないことだ。
 連盟側は「今シーズンはさまざまな問題点を確認した。記録電算化など基本的な部分から次第に改善していく」と話している。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0