【ソウル12日聯合ニュース】韓国政府が進めている環境産業の海外進出事業が成果を上げている。
 韓国の環境部は12日、インドネシアの首都ジャカルタに派遣した官民合同の環境ビジネスミッションが、インドネシアとバイオマス発電事業分野で1000億ウォン(約75億円)の投資契約を締結したと発表した。
 また、インドネシア政府の要請を受け、ジャカルタ市内河川の生態復元事業の協力に関する了解覚書(MOU)を交わした。韓国はソウル市内の清渓川など、都市河川の復元経験を基に、基本計画の樹立や妥当性を検証する調査事業を実施する予定だ。
 韓国環境公団やポスコなど18社はインドネシアで進められている3000億ウォン規模の約20の環境事業に対し、発注先と受注に向けた協議を行った。
 環境ビジネスミッションは環境企業のインドネシア進出を促進するため、環境部の文廷虎(ムン・ジョンホ)次官を団長に、企業関係者ら約60人が参加した。

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