外奎章閣図書が積まれているコンテナー=14日、パリ(聯合ニュース)
外奎章閣図書が積まれているコンテナー=14日、パリ(聯合ニュース)
【永宗島14日聯合ニュース】フランス艦隊が江華島を侵略した丙寅洋擾(1866年)の際に持ち出した外奎章閣図書のうち第1次返還分75冊が、145年ぶりに祖国に戻った。
 韓国時間14日午前3時10分にフランス・パリを出発した外奎章閣図書は、10時間40分間の空の旅を経て、仁川国際空港に到着した。傷などがつかないよう厳重に梱包された状態で、航空会社側が準備した抗温・抗湿の特殊コンテナに積載された外奎章閣図書は、特殊車両で貨物ターミナルに移された。税通関手続きを経て、図書を保管・管理するソウル・竜山の国立中央博物館へ、無振動特殊車両で運ばれる。
 返還される外奎章閣図書は296冊。今回の1次返還分を皮切りに、5月27日まで4回に分け韓国に移送される。

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