【ソウル1日聯合ニュース】韓国の保健福祉部は米ニューヨークで1日(現地時間)、保健医療(HT)産業の競争力向上や北米市場進出のための「韓米HT投資フォーラム」で、米医療品大手のメルクと2100億ウォン(約161億円)の臨床投資に関する覚書(MOU)を提携することを明らかにした。
 メルクは韓国に向こう5年間、2100億ウォンの研究開発(R&D)投資を行い、シンポジウムと講演、研究者の招聘(しょうへい)など人材交流プログラムの拡大、ワクチン事業の技術移転も進める予定だ。また、韓国製薬会社の海外進出に向け、メルクの世界的なネットワークを活用することについても保健福祉部と緊密に協力する。
 保健福祉部は米プロデア・システムズとも1700億ウォンに上る早期検査や健康診断分野の研究開発に関する意向書(LOI)を交わす。同社は韓国にR&D支援センターを設立し、韓国の病院や製薬会社などに早期検査や健康管理のサービスモデルを提供。先端機器の開発を進める予定だ。

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