【ソウル18日聯合ニュース】日本で救護活動を行う韓国救助隊員の安全のため、政府が放射線専門家を現地に派遣する。
 教育科学技術部は18日、放射線専門家の韓国原子力安全技術院の張在勧(チャン・ジェグォン)博士が同日午後、日本に出発すると明らかにした。
 張博士は現地で、救助隊員の放射線被曝(ひばく)リスクを管理し、放射性汚染が確認された場合、直ちに現場で対応措置を行う予定だ。今回の派遣は救助隊員の安全確保のため消防防災庁が要請したとされる。
 107人で構成された韓国救助隊は現在、事故の発生した福島原子力発電所から120キロメートル離れた仙台付近の塩釜地域で救護活動を行っている。
 教育科学技術部は韓国救助隊員が安全な救護活動を行うことができるよう支援を惜しまないとコメントした。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0