【ソウル28日聯合ニュース】外国人労働者の賃金など、昨年、韓国から海外への送金が急増し、100億ドル(約8286億円)に迫った。
 韓国銀行によると、昨年に契約期間1年未満の外国人短期労働者に支払われた給料および賃金は前年比66%増の10億8000万ドルと集計された。年間で10億ドルを上回ったのは初めて。
 これに契約期間1年以上の長期外国人労働者の本国への送金や海外同胞らに対する送金額88億9000万ドルを加えれば、計99億7000万ドルとなる。韓銀は外国人労働者が本国に送金した金額が、送金総額の大半を占めると推定した。
 韓銀の経済統計局関係者は、「給料・賃金支給や海外送金が前年より増加したのは企業が工場稼動を増やし、多くの外国人労働者が雇用されたためだろう」と分析した。 

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