李大統領(右)と閣僚ら=20日、ソウル(聯合ニュース)
李大統領(右)と閣僚ら=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル20日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は20日、閣議に出席した長官らと歓談した席で、秋夕(中秋節)の連休(21~23日)を前に物価の安定に努力を傾けるよう注文した。
 李大統領は、果物の流通過程に関する問題は過去政権時代から提起されているとしながら、「中間マージンが高いからか、消費者価格は依然として高い」と述べた。消費者価格が上昇しても農家の所得はむしろ減っており、消費者は結局高い値段で買うことになると指摘し、「もう少し関心を持ち農水産物の流通過程に気を配ってほしい」と、長官らに呼びかけた。
 また、小売市場は商品価格が安い点に触れ、周辺の駐車問題を改善するなど消費者が気軽に利用できるような策を講じれば、小売市場もはるかに利用しやすくなるのではないかとの考えを示し、行政安全部ができる限りの各種方策を検討するよう指示した。
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