ラジオ・インターネット演説を行う李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
ラジオ・インターネット演説を行う李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル9日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日のラジオ・インターネット演説で、世界的な競争力を整えた中小企業が増えれば良質な職場が増えるとし、「わたしが中小企業に高い関心を示しているのも、結局は青年雇用問題と関係がある」と述べた。政府は青年雇用創出を国政の最優先課題として取り組んでおり、有望な中小企業に多くチャレンジしてほしいと青年層に呼びかけた。また、政府は公正な市場環境を造成し、中小企業の成長と発展を支援すると強調した。
 李大統領はあわせて、外に目を向け、海外で新しいチャンスをつかむこともひとつの方法として提示し、政府も若者が海外で力を発揮できる道を講じていると説明した。
 先ごろ、アルバイトで生計を立てていた19歳の女性が生活苦で自殺したことにも触れ、大統領として青年が希望を失っているようで非常に残念だと心境を吐露。雇用問題と関連し、青瓦台(大統領府)のホームページに寄せられた若者からの提案や訴えを読んで、真摯(しんし)に受け止めていると述べた。



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