組織委員会によると、サミットのテーマは「持続可能な均衡成長に向けた企業の役割」で、G20首脳会合の議題との関連性を考慮し、貿易・投資、金融、グリーン成長、企業の社会的責任の4分科会を置く。
11月10日の歓迎夕食会を皮切りに、11日午前8時から午後4時まで計3回、ラウンドテーブル形式で討論が行われる。各分科会に3つの小テーマを置き、計12グループに細分化し、それぞれのテーマに適したCEOが議長を務める。組織委員会は、韓国からは企業の規模や国際会議の経験などを考慮し、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長をグリーン成長分科会の小テーマ、再生可能エネルギーの議長に選任した。
同サミットにはG20参加国の企業CEO約80人と、非参加国企業のCEO約20人の計100人ほどが招待されている。組織委は米経済誌フォーチュンが選んだ250企業を中心に、国別、業種別のバランスを考え、出席者を選定した。
ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマン会長、HSBCのスティーブン・グリーン会長、スタンダードチャータード銀行のピーター・サンズ会長、VISAカードのジョセフ・サンダース会長、アルセロールミタルのラクシュミ・ミタル会長、クアルコムのポール・ジェイコブス会長、ネスレのピーター・ブラベック会長らが出席を決めている。韓国大企業トップの大半も出席する予定だ。
組織委は、緊密な調整を通じ報告書をまとめ、合意を取り付けることで、ビジネスサミットの成果をG20首脳会合につなげたいとしている。また、同サミットはG20に民間が参加するチャンネルを構築する事実上初の試みで、G20首脳会合の完成度や信頼性を高められるものと期待している。
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