通信は「該当機関がまとめた資料」を引用し、「全国で約5560世帯の住宅と350棟余りの公共建物、生産施設が浸水したか破壊され、約1万4850町歩(1町歩は9917平方メートル)の農耕地が浸水、埋没、流失した」と伝えた。また、慈江道と咸鏡南道ではそれぞれ673世帯、486世帯の住宅が完全に破壊され、人命への被害が出たとしたが、正確な人命被害規模は明らかにしなかった。北朝鮮メディアは豪雨の被害状況を持続的に伝えていたが、人命への被害に言及したのは初めて。
通信はこのほか、一部地域での堤防決壊、電力設備の破壊、列車運休などの被害も伝えた。
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