金融協議会のようす。中央が金仲秀総裁=18日、ソウル(聯合ニュース)
金融協議会のようす。中央が金仲秀総裁=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】韓国銀行の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は18日、11月にソウルで開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)で、各種金融規制関連の論議がまとまるとの見通しを示した。市中銀行頭取を招いての金融協議会で明らかにした。
 金総裁は、11月の金融サミットがすべてを結論付けるとした上で、サミットが意義あるものとなるよう努力していると述べた。銀行関係者が高い関心を示しているであろう規制案の分野は、国ごとに立場が異なるため調整が難しい面があると説明。サミットでも、最も多くの関心を集めることになると予想した。
 金融機関の買収・合併(M&A)など大型化を防止する米国の「ボルカー・ルール」に関する質問に対しては、「国ごとの状況と立場が異なる。論議の優先順位は第一が金融規制案で、その次がボルカー・ルールや銀行税などだ」と答えた。これまでの考え方とは異なる新たなパラダイムを作り上げることだけに、その過程は難しいと述べた。
 金融協議会には国民、ウリィ、新韓、ハナ、韓国外換、SC第一、韓国シティ、韓国産業、韓国輸出入銀行、農協の10行の頭取が出席した。

ジュンス の最新ニュースまとめ



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0