握手を交わす李相得議員(左)とウリベ大統領(提供写真)=(聯合ニュース)
握手を交わす李相得議員(左)とウリベ大統領(提供写真)=(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】資源外交特使として中南米を訪問している、李明博(イ・ミョンバク)大統領の実兄の李相得(イ・サンドゥク)ハンナラ党議員は、15日にコロンビアのウリベ大統領を表敬訪問し、両国間自由貿易協定(FTA)の早急妥結に向け努力することで合意した。外交通商部が17日に明らかにした。
 また、先ごろ両国間交渉で妥結された投資保障協定、二重課税防止協定、対外経済協力基金(EDCF)借款協定などについて、早期に署名することを決めた。

 ウリべ大統領はこの席で、北朝鮮の魚雷攻撃による海軍哨戒艦「天安」沈没事件に関する韓国政府の対応に結束を表明した。コロンビアの朝鮮戦争参戦で結ばれた両国の歴史的特殊関係を基に、あらゆる分野で協力関係を拡大していこうと語った。特に、韓国企業が同国のさまざまな分野に進出を拡大していることに歓迎の意を示し、政府としての積極的な支援を約束した。
 これに対し李議員は、コロンビアの治安と経済・営業環境などの改善で、韓国企業の進出チャンスが拡大したと説明した上で、とりわけエネルギー資源、知能型交通情報システム、道路・建設分野での協力拡大を願っていると伝えた。
 李議員はまた、鉱山・エネルギー省のマルティネス長官、国営石油会社エコペトロル社長と会合し、石油探査開発分野だけではなく、製油工場近代化事業や石油化学分野での協力案も協議した。ピエドライタ国家企画長官との会合では、知能型交通情報システム分野でのEDCF借款を通じた具体的な協力案などを話し合い、韓国企業のコロンビア進出推進を支援することに合意した。



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