昨年9月に米ピッツバーグで開かれたG20サミット=(聯合ニュース)
昨年9月に米ピッツバーグで開かれたG20サミット=(聯合ニュース)
【ソウル5日聯合ニュース】主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)が11月11、12の両日にソウルで開催される。大統領直属機関・G20サミット準備委員会の孫智愛(ソン・ジエ)報道官が5日、青瓦台(大統領府)で行った会見で明らかにした。外交ルートを通じ、G20構成国には説明済みだという。会場は事実上、三成洞のCOEXに確定したと伝えられた。
 G20サミットの開催日がこの両日に決まったのは、同じ時期の11月13~14日に日本・横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議と関係がある。
 2つ以上の大型首脳会議が近くの地域で開かれる場合、各首脳の便宜を考慮し、開催日をくっつけるのが外交上の慣例だが、この場合には通常、先に開催される会議がより注目される。政府はこれを考慮し、APEC首脳会議直前の11月11~12日にサミットを開催できるよう外交力を集中してきたが、フランスが同月11日が第一次世界大戦の休戦協定締結日だとして難色を示したため、折衝が難航したと伝えられた。
 グローバル金融危機の克服案を協議するために発足したG20サミットは、2008年11月に米ワシントンで初会合が開かれ、昨年4月と9月に英ロンドンと米ピッツバーグでそれぞれ第2回、第3回会合が開かれた。
 第4回会合は、主要8カ国(G8)サミットを兼ねて6月26、27両日にカナダ・トロントで開かれる。ことし、韓国はG20の議長国を、カナダはG8の議長国を務める。

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