農林水産食品部と道の口蹄疫防疫対策本部によると、13日に口蹄疫の疑いをみせた同農場のウシについて国立獣医科学検疫院で精密検査を行った結果、感染が確認された。この農場は、7日に口蹄疫が初めて発生した抱川市蒼水面のハンアルム牧場を訪れた獣医が立ち寄った場所で、疫学上、獣医が病気を伝えたものと当局は推測している。農場はハンアルム牧場から南東に3.5キロメートル離れたところにあり、警戒地域と特別管理対象に指定され移動制限などを受けてきた。
農林水産食品部と防疫対策本部は、今回口蹄疫が発生した農家から半径500メートル以内にある農家6か所と、ハンアルム牧場を訪れた獣医が2~3日以内に診療した農家6か所の合計12か所で、感染が懸念される家畜をすべて殺処分する方針だ。家畜別では韓牛が109頭、乳牛が475頭、ブタが1335頭、シカが2頭の合わせて1921頭となる。
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