右端が今回開発したアンテナ(赤い部分)。左2つは従来のアンテナ=17日、ソウル(聯合ニュース)
右端が今回開発したアンテナ(赤い部分)。左2つは従来のアンテナ=17日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】サムスン電機が17日、携帯電話端末の本体表面カバーと一体型にした新概念のアンテナを世界で初めて開発したと明らかにした。
 このアンテナは、厚さ1ミリメートルほどの表面カバーの内部に金属物を精密に挿入する仕組みになっている。同社によると、性能は内部アンテナ式よりも3割ほど良い。世界の有名端末メーカーの戦略製品に用いられ、今月から大量生産を始める予定だが、反応は上々だという。サムスン電機は、製品の基本概念と生産関連の10の主要特許を韓国や米国、中国、欧州などに出願した。
 また、このアンテナをノートパソコンにも用いる案をパソコンメーカーと協議するなど、さまざまなモバイルアクセサリー製品に取り入れる方策を研究中だ。
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