【ソウル5日聯合ニュース】保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部は5日、フィリピンから1日に帰国した22歳の韓国人女性と米ニューヨークから帰国した55歳の同胞女性ら3人が新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していることが判明したと明らかにした。これで国内新型インフルエンザ感染患者は46人となった。
 22歳の女性はフィリピンでツアーガイドとして働いていた。2日に発熱などの症状が現れ、翌日に医療機関に届け出た。同居する母親には症状は見られていないという。アジアからの入国者に新型インフルエンザ感染が確認されたのは、今回が初めて。
 4日には、チェコ・プラハから英国経由で入国した30代の女性の感染が確認されている。欧州からの入国者の感染はこの女性が初。欧州・アジアからの入国者の感染例が相次いだことを受け、保健当局は緊張している。
 このほか、米国に居住していたが先月30日に両親とともに入国した18歳の男性が3日に感染判定を受けている。両親は検査の結果、陰性だった。
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