仁川国際空港での検疫のようす=27日、永宗島(聯合ニュース)
仁川国際空港での検疫のようす=27日、永宗島(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】保健福祉家族部新型インフルエンザ対策本部は27日、新型インフルエンザ(H1N1型)感染患者2人を新たに確認したと明らかにした。これで国内感染者は29人になった。
 今回感染が確認されたうちの1人は、最近米国から入国した韓国人女性。もう1人は、集団感染が確認された語学学校の英語講師だった。
 この語学学校講師からは26日午後にも、豪州国籍の女性1人、米国籍の男性3人の感染患者が出ている。この4人はいずれも15~16日に入国しており、22~25日に症状が見られるようになったという。23日からはソウル市内の施設に隔離されていた。
 これで、同語学学校の新型インフルエンザ感染患者は20人となった。保健当局は、新型インフルエンザのウイルスは最長で7日間の潜伏期間を経て症状が現れることから、今後もこの語学学校英語講師から感染患者が出る可能性は大きいとみている。
 一方、27日未明に米国から入国した2人に感染の疑いがあり、保健当局が国籍や年齢などの確認を進めている。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0