発足式に出席した金潤玉氏(左から5人目)と委員ら=4日、ソウル(聯合ニュース)
発足式に出席した金潤玉氏(左から5人目)と委員ら=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル4日聯合ニュース】政府レベルで韓国食品産業の世界化を後押しする法律や制度を整備し、推進状況を点検する官民合同機関の「韓食世界化推進団」が4日に発足した。関連官庁の長・次官、学界、食品業界、財界、農漁業界の関係者ら36人の委員が出席する中、ソウル・大韓商工会議所で発足式が行われ、関連官庁別の韓国料理世界化推進戦略などが発表された。 李明博(イ・ミョンバク)大統領夫人の金潤玉(キム・ユンオク)氏は発足式で「韓国食品の世界化に向けては民間と政府が共に力を合わせる必要がある。そうした意味で推進団の発足は非常に意義がある」と述べた。金夫人は名誉会長としてプロジェクト全般に携わり、韓国食文化の拡大と競争力ある韓国食品産業の育成を後援することになる。 農林水産食品部の張太平(チャン・テピョン)長官、文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官、延世大学食品栄養学科の梁一仙台(ヤン・イルソン)教授が共同団長を務め、東京の韓国料理店「高矢禮」をプロデュースした俳優のペ・ヨンジュンさん、漫画「食客」の作家、ホ・ヨンマンさん、宮中飲食研究院の韓福麗(ハン・ボクリョ)院長らも民間委員として参加する。 今後、推進団は半期ごとに会議を開き、韓国食品産業の先進化に向け必要な法・制度を整備し、関係官庁が進める事業の推進状況を点検する。傘下には▼インフラ開発、研究開発(R&D)、人材育成▼資金支援、コンサルティング、広報・輸出――などをアドバイスする2つの諮問団が置かれ、農林水産食品部と農水産物流通公社には韓国食品の世界化を実務的に企画・調整、推進する特別班と事務局がそれぞれ設置される。
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