【ソウル8日聯合】世界経済フォーラム(WEF)が8日に発表した2008年の国家別競争力評価報告書によると、韓国の国際競争力は134カ国・地域のうち13位で、昨年の11位から2ランク後退した。分野別では、マクロ経済安定性(4位)、革新(9位)、高等教育・訓練(12位)などで強みを見せたが、労働市場の効率性(41位)や金融市場の高度化(37位)などでは相対的に評価が低かった。
 また、韓国は昨年に続き先進国モデルである「革新主導経済」に分類された。

 WEFは、韓国のマクロ経済環境は政府の予算黒字で特徴付けられ、これが国家負債の減少と高い貯蓄率、非常に低い預貸利ざやなどにつながったと指摘した。韓国は企業の高い研究開発(R&D)支出と政府による先端技術製品の購買などに後押しされ、世界最大の発明国の仲間入りを果たしたとしながら「韓国は高度に革新的」だと評価した。

 今年のランク1位は昨年と変わらず米国で、次いでスイス、デンマーク、スウェーデン、シンガポール、フィンランド、ドイツ、オランダ、日本、カナダがトップ10に入った。

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