【ソウル6日聯合】盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権5年間に、北朝鮮が6500万ドル相当の武器を海外から導入していたことが分かった。
 国会外交通商統一委員会の権寧世(クォン・ヨンセ)議員が6日に情報当局から入手した資料によると、北朝鮮はこの間、中国、ロシア、スロバキア、ドイツなどから年平均1300万ドル相当の武器類を導入した。資料によると、地上軍はスカッドやノドンなど各種地対地ミサイル、長射程砲、野砲兵など歩兵軍力を中心に、海軍は小型潜水艦や海上警備用小型艦艇を中心に増強を行った。空軍は既存航空機の修理や整備などで軍事力を維持していると把握される。

 権議員は、無分別な支援論議で韓国内が対立している間に、北朝鮮は極度の食糧難にもかかわらず体制維持はもちろん武器導入と軍力増強を行っていたと指摘。政府は体系的で総合的な対応体制を構築すべきだと述べている。

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