【ソウル13日聯合】開城工業団地で働く北朝鮮労働者の最低賃金が8月分から5%上がる。開城工団入居企業協議会の関係者が13日、北朝鮮側中央指導総局と開城工業地区管理委員の間で8月分からの5%賃上げに合意したと明らかにした。これにより北朝鮮労働者の最低賃金は月52.5ドルから55.125ドルとなる。15%の社会保険料を考慮すると、63.375ドル。
 開城工業地区法によると、北朝鮮労働者の賃上げは開城工業地区管理委員会と北朝鮮側総局間の合意で決定すると規定されている。ただ、前年比5%以上の賃上げはできない。北朝鮮は2004年末に開城工業団地が稼動して以来、数度にわたり賃上げ要求を行ってきたが、実現したのは昨年8月が初めてで、今回で2度目。昨年の賃上げ決定の際、毎年8月1日に両者間の了解で最低賃金を決定することに合意している。

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