【ソウル20日聯合】独島は韓国の領土だと知らしめる英文報告書が、下半期に全世界の韓国学学者に配布される。
 国土海洋部が20日に明らかにしたところによると、韓国海洋水産開発院の独島研究センターが最近、「独島は果たして日本の領土だったのか」と題する英文報告書の作成に慶尚北道とともに取り掛かった。下半期までに完成させ、海外の学者に配布する計画だ。

 この英文報告書は、日本外務省が2月にホームページに掲載したパンフレット「竹島問題を理解するための10のポイント」に対し、独島研究センターが1項目ずつ反論した韓国語の報告書を中心に作成される。この報告書で同センターは、18世紀の日本地図で独島が朝鮮領土と認められていたこと、1900年の大韓帝国勅令第41号にある「石島」は独島を指すことを主張し、日本外務省の主張を正面から否定している。

 政府レベルで独島関連の英文報告書を作成・配布するのはこれが初めて。これまでは国政弘報処が独島関連の英文版発刊を進めてきたが、同処の廃止で中断され、外交通商部はホームページに独島関連事項を紹介する程度にとどまっていた。

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