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平壌で南北国防相会談始まる、共同漁労水域で溝
2007年11月28日9時5分配信
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平壌で南北国防相会談始まる、共同漁労水域で溝
全体会議で握手を交わす金章洙長官(左)と金鎰チョル部長(写真共同取材団)=27日、平壌(聯合)
韓国と北朝鮮は27日、平壌で第2回南北国防相会談の全体会議を開き、29日まで3日間にわたる本格的な交渉日程に入った。今回の会談では、南北首脳宣言の合意事項のうち、黄海上の共同漁労区域の設定とこれを平和水域化する方策、各種の経済協力事業に対する軍事的保障、軍事的な信頼構築策などを集中的に話し合う予定だ。

 双方はこの日、平壌市内の大同江沿いにある松田閣招待所で午後3時40分から全体会議を開き、基調演説でそれぞれの立場を明らかにした。韓国は「朝鮮半島の平和に実質的に寄与する対話にならなければならない」と述べ、黄海上の共同漁労水域と鉄道・道路などの経済協力に必要な軍事的保障措置、黄海上の武力衝突の防止に向けた保安対策をはじめとする軍事的な信頼構築問題のほか、韓国軍捕虜の送還についての立場を示した。共同漁労水域に関しては北方限界線(NLL)を基線とし等面積で設定する案を提示しながら、ひとつの漁労水域を試験的に設置・運営した後で、補完策を講じ漸次拡大することを提案したとされる。また、南北首相会談で来月11日にムン山〜鳳東間の鉄道貨物輸送を開始することで合意しただけに、鉄道通行に必要な軍事保障合意書をこの会談で妥結させようと持ちかけたようだ。



 これに対し北朝鮮は、共同漁労水域は韓国側が主張するNLLの下側に設置すべきで、ここを平和水域化しようと提案したとされる。韓国との意見の隔たりが明らかになったようだ。双方は基調演説の内容を踏まえ、折衝を続ける。



 北朝鮮首席代表を務める人民武力部の金鎰チョル(キム・イルチョル)部長(次帥)は、約7分間公開された全体会議の前半部で、「われわれが分かたれていることを考えない人はいない。われわれの世代で解決すべき問題だ。分かたれた世代を受け継がせることはできない」と述べた。さらに、過去2回の南北首脳会談での宣言が軍事的な保障につながってこそ祖国を統一できるとの考えを示し、歴史に残る会談になるよう努力しようと呼びかけた。これに対し韓国首席代表の金章洙(キム・ジャンス)国防部長官は、「われわれが礎を置けば、早い時間内にわれわれが望む時代がくると思う」と述べた。



韓国代表団はこの日、チャーター機で金浦空港を出発、黄海直行ルートを取り、同11時ごろに平壌・順安空港に到着した。空港では北朝鮮次席代表の金英徹(キム・ヨンチョル)中将や朴林銖(パク・リムス)大佐らが韓国代表団を出迎えた。金章洙長官は平壌到着後に発表した声明で、「韓国代表団は、南と北の間の軍事的緊張を緩和し信頼を構築することで恒久的な平和を保障することを期待する全民族の熱望を深く認識し、今回の会談で良い結実を導き出すようあらゆる努力を尽くす」と述べた。



 全体会議の後、午後7時ごろから金鎰チョル部長主管の歓迎夕食会が開かれる予定だ。
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