ハンファグループは27日、金升淵(キム・スンヨン)会長が日本のビジネス誌「財界」3月14日号に「表紙の人」として掲載されることを明らかにした。インタビュー記事で、グループ理念の「信用と義理」で買収・合併(M&A)を積極的に進め、世界に通じるグローバル企業に成長していくことなどを語った。 
 インタビューの中で金会長は、グループ経営26年の中で最も記憶に残ったエピソードとして、1983年の漢陽化学(現ハンファ石油化学)買収時の秘話を披露している。米ダウ・ケミカルとの買収交渉中、進展がないとみて横30センチメートル、縦2メートルの韓紙に墨で「私は名誉を重んじる人間だ。不名誉を受けてまで事業を行う考えはない」と書いた巻き手紙を送り、最終的には有利な条件で漢陽化学を買収したという。

 金会長はまた、グループの新しい成長力を発掘するため、国内、海外、企業規模に関係なく積極的なM&Aを実施する計画だと語った。


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