ソウル地方警察庁外事課は10日、日本人男性観光客に韓国人女性の売春を斡旋(あっせん)した容疑で旅行代理店従業員29人と高級クラブ関係者2人を、売春の容疑で女性8人を書類送検した。

 警察の調べによると、旅行代理店従業員らはクラブ関係者と売春を含むツアー商品を企画し、2004年3月から今年9月11日まで750回余りにわたり売春を斡旋し、3億ウォン相当の不当な利益を得た疑いが持たれている。日本人観光客から1人当たり4万円の手数料を受け取り、売春をした女性に50%、旅行代理店従業員に25%、観光ガイドに12.5%、クラブに12.5%ずつ分配していた。

 警察は、他の旅行代理店やクラブなどの飲食店でも同様の手口で売春を斡旋しているとみて、捜査を拡大する方針だ。


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