湖南高速鉄道建設の基本計画と、京釜高速鉄道2期基本計画変更案が最終確定し、工事が本格化する見通しだ。

 建設交通部は23日、2017年までに五松~木浦を結ぶ高速鉄道の建設基本計画について、原案通りに承認したと明らかにした。これにより、昨年6月に京釜高速鉄道と湖南高速鉄道の分岐駅に選定された五松から木浦までの230.9キロメートル区間の建設計画が確定した。政府はまず、五松~光州間の建設に着工し、2015年までの完工を目指し、光州~木浦間は五松~益山間の完工前に着工し、2017年までに完工させる計画だ。総事業費は10兆5417億ウォンで、当初計画通り、五松、益山、光州、木浦に駅が設けられるほか、南公州と井邑にも駅が設置される。湖南高速鉄道は10両編成で運行され、ソウル~木浦を1時間46分で結ぶ計画だ。

 一方、大田、大邱の都心区間の地下化計画を地上に変更し、蔚山駅など中間駅の新設などを盛り込んだ京釜高速鉄道2期基本計画変更案も確定した。大田と大邱の都心区間については、政府と自治体の間で対立があったが、安全性と維持管理の面などを考慮し、従来の地下路線から地上路線に変更することが決まった。また、湖南高速鉄道との分岐駅となる五松のほか、金泉、亀尾、蔚山に駅を新設することにした。駅新設費用のうち20%は自治体が負担することになるが、中間駅新設により事業費は5兆6981億ウォンから7兆1900億ウォンに膨れ上がった。

 ソウル~釜山間の距離は計画変更前の412キロメートルから418.7キロメートルに長くなり、所要時間も1時間56分から2時間10分に伸びた。

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