明日から使える韓国語
wowKoreaトップ
wowKorea韓国芸能ニュース
【韓国語】明日から使える韓国語
第758号 (2019/08/22)
今週の一言「ムズムズ接客用語‘タロ’」

今年の夏は9日間、韓国で過ごしてきました。
日韓の関係悪化が連日ニュースで流れるので、心配する声もありましたが、
韓国に暮らし、日常的に連絡を取り合い、韓国の様子を知らせてくれる
韓国人、日本人がいる私にとっては躊躇(ちゅうちょ)する理由もなく、
無事、行って帰ってきました。

綺麗な海や대게(テゲ/ズワイガニ)など、旅先での何枚かの写真は
当校インスタグラム
にアップしています。
この機会に是非フォローもお願いします!(^^)

さて、訪韓するたびに「これまで聞いていなかった」韓国語に出会い、
勉強になるのですが、「それ、間違った使い方じゃない?」と、
구세대(クセデ/旧世代)丸出しの感想を抱いたりもします。

5年前に久しぶりに訪韓したときは、接客業の人がモノにも
그건 없으세요. 」(クゴン オpスセヨ/それはございません、の意味)と、
本来だったら人への尊敬語である「-()세요(~セヨ/~でいらっしゃる)」を
付けていて気持ち悪くて仕方がなく、当メールマガジンで何回かに渡る
特集を組んだほどです(笑)。

そうしたら、今回!
その「없으세요.(オpスセヨ/ございません、の意味になるよう)」に
さらにムズムズが追加されているではありませんか。

ホテルで、ショップで、私が「○○ 있어요?」(○○ イッソヨ?/○○ありますか?)
と聞くと、複数の人がこう言うのです。

따로 없으세요.(タロ オpスセヨ)

따로(タロ)は、

저희는 부부지만 때문에 따로 살고 있어요.
(チョイヌン プブジマン イrテムネ タロ サrゴ イッソヨ

/私たちは夫婦ですが仕事のため別々に住んでいます)

식비는 따로 계산해 주세요.
(シkピヌン タロ ケサネ ジュセヨ/食費は別途計算してください)

というように、「別々に、離れて、別途、ほかに」というような意味のはず。

なので、そう言われるたびに、「どこかにはあるけど、今は(ここには)ない」
というふうに瞬間的に捉えてしまい、
「じゃあ、どこかにあるのかな。あるなら教えてほしい」とこれまた
瞬間的に脳内で処理されるので、「ありません」とズバリ言われていることに
気付くのに数秒かかるのでした。

この「タロ」はとても気持ちが悪く、当校で韓国人の先生に尋ねてみたところ、
お一人の先生は、「특별히(トゥッピョリ/特に)」というニュアンスで使っているのだろう、
日常会話としてはそこまで違和感は覚えない、と。

もうお一人の先生は、私と同じように捉えてしまい、違和感を覚えるとのことでした。

想像ですが、「-()세요(~セヨ/~でいらっしゃる)」が登場したのと
同じような理由で、ずばり「ありません」と答えることが失礼なのではという
意識から、やんわりと、無いことを伝えるために出てきたのかな、とも思います。

しかし、たまたま私が気付かなかっただけで、オカシイ用法でも、
最近使われ出したわけでもないのかもしれません。
この「タロ」問題は、タロ、調査してみたいと思っています。

       

*Windows XP以外のパソコン環境は韓国語フォントをインストールする必要があります。
インストール方法はこちらのYahoo!のサイトをご参照ください。



第760号:「手作りビール!?」(2019/09/05)
第759号:「プラスワン、は勘弁!」(2019/08/29)
第758号:「ムズムズ接客用語‘タロ’」(2019/08/22)
第757号:「‘つまらない考え’は、禁物!」(2019/08/08)
第756号:「取り越し苦労」(2019/08/01)
第755号:「TMI」(2019/07/25)
第754号:「この乖離(かいり)は前代未聞。‘~ライン’」(2019/07/18)
第753号:「インソウル」(2019/07/11)
第752号:「アインシュタイン、ソウル、延世、そして……」(2019/07/04)
第751号:「マルプンソン」(2019/06/27)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ (1/76)

<著者-幡野 泉>
-1995年早稲田大学第一文学部卒業
-1998年延世大学校韓国語学堂に入学
-留学中にコリア・ヘラルド新聞社主催の「第33回外国人韓国語雄弁大会」 にて
  最優秀賞・文化観光部長官賞を受賞、また延世大学校韓国語学堂の雄弁大会にて第1位
-約1年の留学生活の後、東京にある韓国大手商船会社の日本総代理店に就職
  3年半の間、日韓ビジネスの現場に立つ
-2002年3月「杉並区ビジネスプランコンテスト」にて優勝
  題目は「日韓ビジネス交流の橋渡し」
-2002年8月有限会社アイ・ケー・ブリッジを設立
-2004年4月東京・虎ノ門にて「シゴトの韓国語講座(現・アイケーブリッジ外語学院)」を開講
-2006年4月より、「All About 韓国語」ガイドを務める
-東洋経済日報に「ビジネス韓国語会話」を連載
  メールマガジン「明日からすぐ使える!知ってトクするシゴトの韓国語」を発行中
-著書に『すぐに使えるシゴトの韓国語』『レベルアップ シゴトの韓国語』(いずれも三修社刊)、 『すぐに使えるシゴトの韓国語』(アルク刊)がある

■ お問合わせはこちらまでお願いします。


「アイケーブリッジ外語学院」
http://www.ikbridge.co.jp/
TEL 03-5157-2424

※ 韓国語を配信・提供したい個人様または法人様はまでお願いします。

WoW!Koreaモバイル
QRコードでアクセス ケータイで左のQRコードを読み取るか、
URLをケータイに送信してアクセスしてください。

Copyright(C) 2004- 2019AISE Inc. All Rights Reserved.