韓国に留学していたときのこと。
語学堂の卒業旅行で景色の美しい雪岳山(ソラクサン)に行きました。
帰りのバスの中でレクが行われ、「韓国語で九九を言う」というお題が。

九九(くく)の韓国語は、

「구구단」(クグダン)と言います。グーグル、グラタンみたいですね。

さて、韓国語で九九……、言ってみたことないけれど、
どうにかなるのかなと思いつつ、ゲームが始まると……

愕然としました、まったく言えないのです!
しかし、アメリカ在住の韓国人クラスメイトの華麗さといったら!

삼일은 삼(サミルン サm/さんいちがさん)
삼이 육(サミ ユk/さんにがろく)
삼삼(은) 구(サmサm(もしくはサmサムン)グ/さざんがく)

これを猛スピードで言い、駆け抜けていくのです!

日本では1の段から九九を言いますね。講師に尋ねてみると
韓国では2の段から始まるそうですよ。
私はというと「いんいちが…」から数字と日本語の節が頭の中を
ごちゃごちゃと駆け巡るばかりで、まったく韓国語が出てこないではないですか。

このアメリカ在住韓国人のクラスメイトは小学校低学年まで
韓国で暮らしていたので、ちょうど韓国の小学校で九九を学んでから
移住したらしく、まさに「朝飯前」という雰囲気。

こんなにも違うのか!と愕然としました。卒業旅行なのに、
私は卒業できない(笑)!と、完全に自信を打ち砕かれましたね。

ちなみに、助詞(-은/는)は言うスピードによって
そのまま読んだり省略したり、になるようです。

韓国語の九九についての解説は、是非以下を見てみてください。
分かりやすく書いてあるものを選びました。
「九九の言い方と練習法


さあ、我こそはという方は、韓国語の九九に是非チャレンジしてみてください。
数字の音変化のとても良い訓練になりますよ!



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