四面楚歌の李在禎長官、マスコミに厳しく北朝鮮には甘く
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李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官(写真)は31日朝「こんなことがまた起こらなければいい」とし、複雑な顔をしたという。キム・ナムシクスポークスマンから統一部出入り記者団が伝えた抗議声明を報告された席でのことだ。出入り記者団は30日夜、中央日報に対する統一部の取材規制措置の不当性を指摘し、遺憾表明と再発防止を要求する声明書を採択した。

31日、朝刊新聞と放送・インターネットメディアには過剰対応を主導した李長官に対する批判が飛び交った。メディアの集団抗議と世論の反発に李長官が戸惑いの表情がありありと見えたというのが当局者たちの話だ。

午後になり、状況はますます深刻になった。韓国記者協会が中央日報に対する統一部の出入り規規制措置の撤回を要求するため青瓦台を抗議訪問するにまで至ったからだ。政界でも李長官に対する批判発言が飛ぶなど、取材規制した措置の翌日、統一部は暴風の中心に立たされた。

なおかつこの日は21次南北長官級会談終了の前日だった。会場で協議にだけ専念しなければならない時間に、取材規制した措置に対する世論の批判の矢が傾いて1日中慌しかった。統一部当局者は「会談戦略会議をしながらメディア対策会議までしなければならない状況」だとし「どうしてこうなったのかわからない」と状況を懸念した。

統一部職員たちの間では李長官が首席代表を務める重要な会談を控え、マスコミに過剰対応をするなどして負担を自ら招いたという批判も出された。いわゆる「メディア先進化案」を出した当事者である国政広報処に対する中央日報の問題提起を統一部に対する批判として誤って判断したあげく、感情的な対応をしたのではないかという指摘だ。中央日報の取材・送稿席の名札をはずした上、プレスセンターに配達された中央日報を捨ててしまうなどの行動は、政府中央部処の対応と見るには稚拙だったという話も出された。

泣き面に蜂で、会談も政府のコメ支援留保措置に対する北朝鮮側の反発で難航すると統一部は痛しかゆしの状況に陥った格好だ。会談関係者たちは私的な集まりで「長官級会談さえ成果がなければ国民の袋叩きにあう」と懸念した。

統一部はしかし南北長官級会談プレスセンターに対する中央日報の出入りを規制した措置を31日にも解除しなかった。ある当局者は「記者団の声明など負担要因があるが、今、立場を変えるには事態があまりに大きくなってしまった」と打ち明けた。

当局者たちは会談が終わって臨時プレスセンターが門を閉める1日、事態が自然に幕を閉じることを期待する雰囲気だ。

このためか中央日報に対する追加対応は慎む様子だった。プレスセンターへの出入りが可能になったことはもちろん、会談ブリーフィングを担当した当局者は中央日報記者の質問にも応じた。

◆取材規制措置=取材先が取材を基本的に阻むために記者の出入りを禁止してブリーフィング要求などに応じない行為。統一部は中央日報が30日付で報道した記事の内容に不満を示し、本紙の統一部出入り記者が臨時プレスセンターに入れないようにし、取材・送稿席の名札を廃棄する措置を取った。


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2007/06/01 13:04:22 入力