グループ2の注目の1軍参加者たち。左からオ・ギョンジュン、アマル、オ・ソンジュン。(画像:画面キャプチャ)
グループ2の注目の1軍参加者たち。左からオ・ギョンジュン、アマル、オ・ソンジュン。(画像:画面キャプチャ)
8月7日(土)の「LOUD」(SBS)第10話は、参加者たちのデビューする事務所が決まる第5ラウンド“キャスティングラウンド”の中盤の模様が公開された。特筆すべきは、ここまで残っている日本人参加者コウキ、ケイジュ、アマル(元JYP練習生)の3人が、がぜん注目を集めていることだ。

J.Y.Park(パク・チニョン) の最新ニュースまとめ

前回はコウキがJYPとP NATIONのどちらからもキャスティングされず、“保留”となった衝撃の展開で終わり、このシーンが瞬間最高視聴率5.8%(平均4.3%=ニールセンコリア調べ)を記録したが、今回の主人公はアマルだった。

まず、この日の放送は前回の続きで、グループ1の1軍であるイム・ギョンムン(元JYP練習生)とチョン・ジュンヒョク(元P NATION練習生)の評価から。なんとイム・ギョンムンもどちらからもキャスティングされず、“保留”となる波乱の始まりとなった。今回JYPからは元練習生3人が参加しており、J.Y.Park(パク・チニョン)には3人とも越えてほしい壁が一つずつあったのだという。イム・ギョンムンはそれが歌だった。前回のステージで“可能性”を見せただけに、期待していたが、今回も“可能性”程度で終わってしまったのが残念だったと話していた。

その後、J.Y.Parkはグループ2の参加者3人に対し、未完成だけれど輝いていて、0.01%の“可能性”を見つけたとし、キャスティングしていたが、彼らとは違い、イム・ギョンムンには2年半の練習生という経験値があるので、やれるという“可能性”ではなく、“確信”がほしかったということだ。その確信が得られず、苦渋の決断を下した。そのうえで、J.Y.Parkは応援しているとし、落ち着いて自分自身を解きほぐし、もう一度始めてほしいと激励した。

一方、エース級だと実力を認められてきたチョン・ジュンヒョク。JYPにイ・ゲフンがいるなら、P NATIONにはチョン・ジュンヒョクがいる。実力のみならず、J.Y.Parkが重視する“人柄の良さ”も抜群なので、J.Y.Park がJYPに来てくれる可能性はどれぐらいあるのか聞いていたが、さすがに相手のエースなので、ここは身を引き、PSYに譲る形をとっていた。よって、チョン・ジュンヒョクは事務所を移ることなく、古巣のP NATIONでデビューをつかむことになった。

グループ2の注目は、元練習生の1軍メンバー。オ・ソンジュン(元P NATION)、アマル、ウ・ギョンジュン(元P NATION)の3人だ。確かな実力を見せたオ・ソンジュンは順当にJYPとP NATIONからキャスティングされ、本人に選択権が渡された。ファンが推薦する事務所は50対50と五分五分だったというが、選んだのは古巣のP NATIONだった。

そして、この日最後に登場したのがアマル。ステージではDEANの「D(Half Moon)」を選曲し、家族への恋しさを表現した自作ラップも披露。感情のこもった甘い歌声でステージを圧倒し、J.Y.Parkをあっと言わせた。マイクに乗って聴こえてきた最初の歌声が、アマルが話すときの声だったとし、「できた。わぁ、ダメだと思っていたのに」と背筋がゾクッとし、鳥肌が立ったと感心。「個人的には『LOUD』を始めて、一番良いステージでした」と大絶賛した。

さらに、J.Y.Parkは普段、練習生を選ぶとき、そこまで自分が関わっていないので、直接見ないけれど、アマルのことを忘れることができなかったというエピソードを明かした。オーディション映像で、「なぜ成功したいの?」という質問に、アマルはおばあちゃんとお母さんが、体の不自由な方たちをお世話する仕事をしているが、働き手が足りないので、成功してお金を稼ぎ、それを支援したいからだと答えたという。その瞬間、アマルの顔がJ.Y.Parkの胸に刻まれたそうだ。そんな話をしながら、J.Y.Parkはアマルに「お母さんとおばあちゃんのこと、助けて差し上げることができると思います」とパワーワードで本気でアマルの獲得に乗り出した。

PSYもアマルを高く評価しているのは同じ。「正直に話してください。僕は(キャスティング)何%ぐらい可能ですか?気持ちはありますか」と駆け引きが始まった。すると、その間に“スーパーエージェント”のイ・スンギが入り、アマルから気持ちを聞くと、イ・スンギがPSYに「気持ちはあります」と伝え、PSYも勝負に出た。

こうして、JYPとP NATIONからキャスティングされたため、本人の選択となり、アマルが最終的に選んだのはJYPだった。今回はアマルがJYPを選択するこのシーンが瞬間最高視聴率5.5%(平均2.9%)を記録した。

また、番組最後に発表される恒例の事前ファン投票中間集計(8月7日午前基準)では、ついにトップが交代!なんと着実に人気上昇中のケイジュが、6週連続1位だったイ・ゲフンを抑え、1位に。2位はイ・ゲフン、3位はチョン・ジュンヒョク、4位はウ・ギョンジュン、5位はアマルという順だった。次回は勢いに乗りまくるケイジュとイ・ゲフン、ウ・ギョンジュンの事務所が決まるが、予告を見るかぎり、またも波乱の予感だ。

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