ウクライナは、東部ドンバス地域の親ロシア分離主義者たちが宣言した「ドネツク人民共和国(DPR)」を承認した北朝鮮と断交した。

ウクライナ外務省は13日(現地時間)ホームページに公開した声明を通じて「北朝鮮の今回の決定は、ウクライナの主権と領土保全を損なおうとする試みとみなす」として、先のように明らかにした。

ウクライナ外務省の報道官もツイッターを通じて「ウクライナはきょう、北朝鮮と外交的関係を断つ」とし「これは、ドネツクとルガンスクでロシアが臨時に占領した地域の自称『独立』を承認した決定に対する対応だ」と伝えた。

DPR政府首長のデニス・プシーリン氏はこの日、テレグラムのチャンネルを通じて「北朝鮮はきょう、DPRを承認した」とし「DPRの国際的地位と国家性が引き続き強化されている。これはわれわれの外交のまたひとつの勝利だ」と主張した。

また、北朝鮮のキム・ソン(金星)国連大使も記者たちに「われわれはドネツク(DPR)とルガンスク(LPR)に関するロシアの立場を全面的に支持する準備ができている」と語った。

DPRとLPRは、2014年ウクライナ東部ドンバス地域のドネツク州とルガンスク州で親ロシア性向の分離主義者たちが宣言した共和国で、ロシアはウクライナ侵攻の直前に彼らの独立を承認している。

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