日米韓の密着に「核戦争」を言及した北朝鮮...核実験の名分を立てたか(画像提供:wowkorea)
日米韓の密着に「核戦争」を言及した北朝鮮...核実験の名分を立てたか(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は3日、日米韓首脳の対北朝鮮協力強化を「反共和国敵意」と規定し、「アジア・太平洋地域で核戦争が勃発する可能性のある危険な状況が造成された」と強く批判した。安保危機を掲げて自国の国防力強化の正当性を主張し、差し迫っている7回目の核実験の断行に名分を付与したものと思われる。

北朝鮮外務省の報道官はこの日、朝鮮中央通信を通じ、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を契機とした日米韓首脳会談について、「米国と日本、韓国の当局者が反共和国対決の姿勢を示し、われわれの正当な自衛権行使をむやみに言いがかりをつけた」と非難した。

また、日米韓による連合軍事訓練など北朝鮮に対する共同対応について、「米国と追従勢力らはNATO首脳会議で採択された新たな戦略概念についても、われわれの自衛的な国防力強化措置を掲げる敵対的メッセージを含めた」と批判を続けた。

北朝鮮が核戦争などを直接言及したのは懸念事項だ。北朝鮮は日米韓の首脳が北朝鮮の核に対応するための北朝鮮に対するけん制、圧迫に共感することに、「核戦争の勃発状況」と「冷戦終息以降最も厳重な危機」が造成されたとして、国家防衛力の強化に名分を付与した。

北朝鮮外務省の報道官は「朝鮮民主主義人民共和国は米国と追従勢力らの敵対行為からもたらされるあらゆる脅威に対処し、国権と国益、領域を信頼をもって守護していく」とし「朝鮮半島と地域の平和と安全を保障するための自己の責任的な使命を尽くす」と述べた。
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