27日クァンジュ(光州)南部警察署とニュース1などによると、ユナさんの家族が住んでいた光州ナム(南)区のアパートの玄関に、裁判所の「特別郵便送達」と書かれた黄色い案内状が貼られていた。
裁判所の特別郵便送達は裁判所の執行官室から民事や刑事訴訟、債務不履行などと関連した書面を送る郵便物だ。
警察関係者は、「クレジットカード会社から(ユナさんの母親宛てに)2700万~2800万ウォン(約283万~294万円)の支払い命令が出ていた」と説明した。
また、コンピュータ販売業をしていたユナさんの父親は昨年7月に廃業したと伝えられており、母親もそのころ職場を辞めていたことがわかった。
きのうYTNラジオに出演したペクソク(白石)大学警察学部のイ・ゴンス教授もユナさんの家族の生活苦について言及した。
そして、「帰農目的であれば正常なコースを踏まなければならないが、そうした参加もせず別のコースに行ったというのは別の考えがあったのではないか」とし、「これまでの行方不明のパターンをみると、『事故の可能性が高い』と判断されるため、そうしたことが心配される」と伝えた。
一方、ユナさんは在学中の小学校で先月19日から今月15日まで「済州島で1か月間農村生活をする」という計画で校外体験学習を申し込んでいた。
しかし16日以降もユナさんは登校せず、学校側は22日に警察に連絡した。
ユナさんの家族は先月24日から30日まで、済州島ではなく全南莞島郡の宿泊施設に滞在していたことが確認された。
その後、先月31日午前0時40分から同日午前4時16分までの間にユナさんとその母親、父親の携帯電話の電源が次々と切れ連絡が途絶えた。
警察はユナさんの家族の生存反応が最後に確認されたシンジ(新智)面一帯と海岸、ソンゴク(松谷)船着場などで捜索を行う予定で、クレジットカードの使用場所、日時、最後の接触者なども重点的に捜査する予定だ。
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