1000人を超える人がいたウクライナ中部のショッピングセンターにロシアのミサイルが落とされた。これにより少なくとも13人が死亡した。

 ゼレンスキー大統領は27日(現地時間)、テレグラムを通じて「ウクライナ中部ポルタバ州クレメンチューク市のショッピングセンターにロシアのミサイルが落とされた」とし「犠牲者数は想像すらできない」と明らかにした。クレメンチューク市はウクライナ最大の精油施設がある工業都市だ。

 ゼレンスキー大統領は「ミサイルが落ちた時、ショッピングセンターには1000人を超える人がいた」として火炎と煙が噴き上がる映像を掲載し「消防隊員が消火活動をしている」と伝えた。彼は「ロシア軍に人間性を望むのは無駄なことだ」と猛非難した。

 ミトロ・ルーニンポルタバ州知事は声明を通じて「少なくとも13人が死亡し、40人以上が負傷した」とし「21人は病院に入院している」と伝えた。

 ウクライナは今回の事件を議論するため、国連安保理緊急会議の招集を要請した。セルヒ・キスリツァ駐国連ウクライナ大使は6月、安保理議長国のアルバニア駐国連代表部に「ロシアは人々が密集しているショッピングセンターをミサイルで砲撃するテロ行為を犯した」という内容の書簡を送った。

 安保理はウクライナの要請により、ショッピングセンターへのミサイル攻撃などを議論するための会議を28日午後に開催することにした。
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