イム総括チーム長は、このブリーフィングで「サル痘感染者が搭乗していた飛行機に搭乗していた乗務員と乗客らは、濃厚接触者に分類されない」としたうえで、「このうち、感染者と非常に近い座席、つまり前後左右、または対角線上の座席の場合はわずかな危険性があるため、その座席に限り『若干の危険性がある接触者=中リスク接触者』と判断している」と説明。
また「前後左右、対角線上の座席にいた乗客以外は、『危険性が非常に低い接触者=低リスク接触者』として、われわれは判断している」とし、「中リスク接触者に分類された搭乗者についてはアクティブ監視をおこない、低リスク接触者については手動監視の方法で管理していく方針」と明かした。
これに先立ち22日午後、韓国防疫当局は前日(21日)サル痘感染疑いがあると確認された2人の患者のうち、1人に対する検査を実施。その結果、21日午後4時ごろドイツから韓国に入国した韓国人Aさんの検査結果が「陽性」だったと発表した。
Aさんは韓国に到着した際、微熱(37.0度)があり、倦怠感と皮膚に症状が見られたという。
インチョン(仁川)国際空港を通じて韓国に入った直後、疾病庁に自ら「感染の疑い」を報告。すぐに空港の検疫所と中央疫学調査官によって「サル痘感染疑い患者」に分類された。その後、空港内の隔離施設で待機し、国家指定の入院治療病床のある仁川の医療施設に移された。
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