ロシアのプーチン大統領は、最近の世界経済危機について「米国とG7の無責任なマクロ経済政策のせいだ」と批判した(画像提供:wowkorea)
ロシアのプーチン大統領は、最近の世界経済危機について「米国とG7の無責任なマクロ経済政策のせいだ」と批判した(画像提供:wowkorea)
ウクライナに対する侵攻を続けているロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、最近の世界経済の危機について「ロシアのウクライナ特別軍事作戦のせいではなく、米国とG7(主要7か国)の無責任なマクロ経済政策のせいだ」と批判した。

プーチン大統領は17日(現地時間)、サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラム(SPIEF)の全体会議の演説で、インフレや食糧・エネルギー危機などのグローバル経済問題について「(ウクライナ東部)ドンバス地域のロシア軍事作戦は、これとは関連がない」と主張した。

プーチン大統領は「ここ2年間、米国の通貨量は38%、EUの通貨量は20%増大した」とし「西側諸国は、真空掃除機のように貧しい国の商品を吸い込んだ」と批判した。また「特に最近急騰している国際穀物価格に対してロシアの責任はなく、米国の通貨乱発が問題となったのだ」と指摘した。

つづけて「ロシアへの危機と脅威の状況で、特別軍事作戦遂行の決定は避けられなかった。難しい決定であったが、避けられず必要であった」とし「西側諸国が “反ロシア”のシナリオを履行しようとしただけでなく、ウクライナ領土に対する軍事的占領を積極的に推進し、自分たちの武器と軍事拷問を浴びせている」と批判した。

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