韓国の海洋水産省が今月6日に配布した、「東海」を「日本海」と表記した資料(画像提供:wowkorea)
韓国の海洋水産省が今月6日に配布した、「東海」を「日本海」と表記した資料(画像提供:wowkorea)
韓国の海洋水産部(省)は最近、滅絶滅危惧種の移動経路に関する報道資料を出したが、「東海」を「日本海」と表記した事実が明らかになったことから、韓国でひんしゅくを買っている。

海洋水産部は顕忠日(大韓民国の殉国者と戦没将兵を追悼する記念日)であった今月6日、「絶滅危惧種の移動経路を確認した」という内容の報道資料に「東海」を「日本海」と表記して配布したが、すぐさま「知らなかった」と過ちを認め資料を再配布した。

このことに対しオンライン・コミュニティでは「公職紀綱がたるんでいる」「政府が日本に好意的だ」「担当者を重懲戒すべきだ」「民間では『東海』を知らせようと苦労しているのに、呆れた」「昼から酒を飲んでいるのではないか」などの指摘であふれかえった。

「反日教授」として有名な韓国ソンシン(誠信)女子大学のソ・ギョンドク(徐ギョン徳)教授 もきょう(10日)フェイスブックを通じて「本当に多くのネットユーザーたちから連絡をもらった」とし「海洋水産部が失敗を認め資料を再配布したが、あまりにも残念でならない」と伝えた。

つづけて「これは、日本政府が主張する『日本海』表記に口実を与えることになる」とし「今回のことを担当公務員の失敗程度の問題として扱うのではなく、各政府機関およびその傘下機関による『東海』表記を再点検するきっかけにすべきだ」と強調した。

さらに「海外サイトにおける『日本海』表記を『東海』に変えることも重要だが、国内で誤って表記されている『日本海』表記から変えていくキャンペーンも同時に展開していく」と伝えた。

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