きょう韓国疾病管理庁が行政予告していた「感染病告示改正案」を公式化したことで、午前0時から国内にサル痘感染者が発生した場合、感染病予防および管理に対する法律に基づき申告義務などが発生する。
現在、韓国国内で指定された2級感染病には新型コロナウイルス、結核、水痘など22種がある。
防疫当局はサル痘が国内で大流行する可能性に備え、効果が立証された第3世代サル痘ワクチンの導入も推進している。
ただ、サル痘が国内に流入した事例はまだなく、伝播力が高くない点を考慮し、感染露出の危険がある高危険群に制限的にサル痘ワクチンを接種する方案を樹立する予定だ。現在、国内には生物テロや国の公衆保健危機状況に備えるための第1・2世代サル痘ワクチン3502万人分が備蓄された状態だ。
疾病庁は、「サル痘は皮膚の傷、感染者の血液・体液や、これにより汚染された寝具類・粘膜などから伝播する」とし、マスクの着用と個人衛生規則の順守、サル痘発生地域への訪問自粛などを勧告した。
サル痘は発熱、頭痛、筋肉痛、腰痛、筋無力症、悪寒、リンパ節病症から始まり、顔を中心に出た発疹が体の別の部位に拡散する。症状は感染後5~21日、平均的に6~13日以内に現れ、2~4週間続く。
一方、新型コロナウイルスはきょうからワクチン接種の有無に関係なく、すべての海外入国者を対象に隔離措置が解除される。
ただ、海外入国者に対する検査は入国前後のPCR検査を2回ずつ実施する措置を維持する。疾病庁が発表した新型コロナウイルスの週間危険度は全国で「低い」を記録した。
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