(画像提供:wowkorea)
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中国の有名な衣類メーカーが台湾や南シナ海などを中国の領土として表記していない地図を使用したとの理由で、巨額の罰金を支払う事態となった。

 杭州(こうしゅう)市の市場監督管理局は最近、中国の国境線が不透明な地図をホームページに使用した容疑で、衣類製造業者「江南布衣(JNBY)」に罰金80万元(約1540万円)を科した。オンライン媒体・ホウハイが1日、報じた。

 同業者は米国や日本などにグローバルネットワークを構築していると紹介し、陸地と海をそれぞれ橙色と黒色で表記した世界地図を自社インターネットホームページに掲示した。

 しかし当局は、同地図が中国を海と同じ黒色で表記し、中国大陸だけでなく台湾、カイナン(海南)、南シナ海などを確認できないように施したと指摘。また、チベット南地域を中国領土として表記していない点なども問題視した。

 杭州市場監督管理局は「国家の尊厳や利益を害してはならず、国家の秘密を漏洩してはいけないという内容の広告法を違反した。関連法律に沿い罰金を科した」と説明した。


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