英国政府がバチェレ国連人権高等弁務官の中国訪問に関連して中国政府を批判…「新疆での人権調査を妨害」(画像提供:wowkorea)
英国政府がバチェレ国連人権高等弁務官の中国訪問に関連して中国政府を批判…「新疆での人権調査を妨害」(画像提供:wowkorea)
国連のバチェレ人権高等弁務官が中国・新疆ウイグル自治区を訪問した際に中国政府から様々な制限があったとして、イギリス外務省が批判している。

 イギリス外務省の報道官は31日、中国は各国からの要請を無視し、バチェレ氏に制限なしの新疆訪問をさせなかったと指摘。イギリス政府が引き続き中国政府に新疆での人権侵害をやめるよう求めていくことを強調した。

 バチェレ氏は23日から6日間中国を訪問し、新疆には約2日間滞在した。国連人権高等弁務官としては17年ぶりの中国訪問だった。

 国際社会からはバチェレ氏の新疆訪問に期待する一方、中国政府の宣伝に使われることを懸念する声も上がっていた。

 バチェレ氏の中国訪問日程は中国政府によって厳しく制限され、会見した人物は基本的に中国共産党や中国政府の高官に限られていた。また、バチェレ氏は新疆のいわゆる「再教育キャンプ」の規模についても「全体を評価することはできない」と述べていた。
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