経済安保外交センターの開所式であいさつする朴氏=30日、(聯合ニュース)
経済安保外交センターの開所式であいさつする朴氏=30日、(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は30日、経済安全保障問題に体系的に対応するための「経済安保外交センター」の開所式を行った。  同センターは昨年、中国の輸出規制でディーゼル車の排ガスの浄化に使う「尿素水」が品薄となり、供給網(サプライチェーン)など経済安保の重要性が高まったことを受け、関連動向をモニタリングし当該分野の政策策定や企業活動を支援するため設立された。 朴振(パク・ジン)外交部長官は開所式で、「能動的な経済安保外交のための政策策定につなげたい」として、「関連動向をモニタリングし、問題発生前に予防できる早期警報システムの役割を充実に遂行する」と期待を示した。 一方、外交部は31日、インド太平洋経済枠組み(IPEF)対応チームも設置する。朴氏は「IPEFのルールメーカーとして主導的な外交を展開できるよう、最善の努力を尽くしていく」と強調した。
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