韓国の新型コロナ新規感染者「2万8130人」…あす「隔離解除」の可否を決定

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は19日午前0時基準で2万8130人と、木曜日基準では2月3日（2万2907人）以来105日ぶりに2万人台に減少した。入院中の重症者も274人と、2月13日（288人）以来95日ぶりに200人台を記録した。今週の週間1日平均感染者数も2万人台に減少し、すべての防疫指標が明らかな減少推移を示している。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は2万8130人と集計された。国内発生の感染者は2万8115人、海外流入の感染者は15人で、累積感染者は1788万9849人だ。

入院中の重症者は274人を記録した。死亡者は40人、累積死亡者は2万3842人（致命率0.13%）だ。

韓国政府はポストオミクロン株体系の安定期への転換を、最近の流行状況や再流行の可能性などを総合的に判断し決定するとの立場だ。

政府は、医療対応体系を安定的に維持することのできる流行の規模を、週間1日平均感染者数10万人と提示している。

今月に入り週間1日平均感染者数は、5月1週目（1～7日）3万8088人、5月2週目（8～14日）3万6066人、5月3週目（15～19日）2万6666人と、減少を続けている。特に、今週に入り前週比約1万人減少するなど、鈍化していた減少のスピードが再び加速している。入院中の重症者数も2月3日にオミクロン株体系に転換されて以来初めて200人台に減少した。