このことについて野党側の関係者は「政治的な意味付けをするのは適切でない」として、拡大解釈を警戒した。
バイデン大統領と文前大統領との会合は、バイデン大統領側の要請により行われることになった。双方は事前に議題を定めず、自由に対話することになっている。このことから「対北問題などに関する重大な決定事項が話し合われるのではないか」という見方が、政界から出ている。
文前大統領はバイデン大統領との会合後の23日、キョンサンナムド(慶尚南道)キメ(金海)市に向かい、故ノ元大統領の追悼式に出席する予定である。
文前大統領は就任初年度(2017年)の追悼式で「これからの任期期間、ノ大統領を心にだけとどめておく」とし「現職大統領として追悼式に出席するのは今回が最後だ」と語っていた。
文前大統領は任期終了に近づき、自身の退任後に行なわれる故ノ元大統領の追悼式について「行かない理由はない」として、出席の意思を明らかにしたとされている。
政界では、文前大統領の活発な行動について「『忘れられた人になりたい』と公言していたこととは異なる行動ではないか」という声もあがっている。
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